【比較実験】枯葉・米ぬか・カルスで土はどう変わる?土づくりの仕込みと手順【第1回】

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家庭菜園の土づくりで、「米ぬかを入れると良い」「微生物資材で発酵が早まる」といった情報をよく目にします。しかし、**「資材を入れることで、実際にどれくらい差が出るのか?」**という点は、意外と検証されていないことが多いものです。

そこで今回は、同じ条件・同じ容器を使い、中身の資材だけを変えた3つのケースを用意しました。枯葉が分解されていく過程や、発酵熱の違いをリアルに比較検証していきます。

この記事では、実験の第1弾として**「仕込みの手順と条件」**について詳しく解説します。

この記事でわかること

  • 「土+枯葉」に資材を加えた際の3つの比較パターン
  • 条件を揃えて実験するための「仕込みのポイント」
  • 仕込み直後のリアルな状態(温度・見た目)

「米ぬかを使った土づくりに興味がある」「カルスなどの資材を入れるか迷っている」という方の参考になれば幸いです。


30秒でわかる検証動画はこちら

今回は、土づくりの定番資材を組み合わせた以下の3パターンを比較します。

ケース配合内容(資材)狙い・期待する変化
ケースA土 + 枯葉比較用の基準(コントロール)。自然な分解を待つ。
ケースB土 + 枯葉 + 米ぬか米ぬかの栄養で微生物を活性化させ、発酵熱を狙う。
ケースC土 + 枯葉 + 米ぬか + カルス微生物資材(カルス)を追加。分解スピードの差を見る。

※資材の分量はすべて一定の比率で揃え、純粋に「中身の組み合わせ」による違いを観察します。


目次

【条件の統一】正確に比較するためのチェックリスト

実験の結果に偏りが出ないよう、以下の条件はすべて共通に揃えて仕込みを行いました。

  • 容器:同じサイズの透明プラスチックケースを使用(断面の観察用)
  • 枯葉の処理:分解を早めるため、すべて手で細かくちぎって統一
  • 水分量:軽く握ったときに形が残り、指で押すと崩れる程度(約50%)に調整
  • 置き場所:直射日光の当たらない、温度変化の少ない屋外の軒下
  • 通気性:ケースの底に水抜き・通気用の小さな穴を複数開ける

失敗しない「土づくり比較」の仕込み手順

初心者の方でも再現しやすい、シンプルな手順で仕込みを行いました。

  1. 枯葉の準備:集めた枯葉を細かく砕きます(表面積を増やして分解しやすくします)。
  2. 層を作る:ケースの中に「土→枯葉→(資材)」の順で交互に層を作って入れます。
  3. 加水と撹拌:少しずつ水を加えながら、全体がしっとりするまでよく混ぜ合わせます。
  4. 水分チェック:手でギュッと握って「団子状」になるか確認。水が滴るようでは多すぎです。
  5. 設置:通気穴を塞がないよう、少し浮かせて設置します。

仕込み直後の状態:変化がないのが「普通」です

仕込みが終わった直後の3つのケースを確認しましたが、現時点では**「全くといっていいほど差はありません」**。

  • 温度変化:すべてのケースで気温と同じ(発酵熱はまだ出ていません)。
  • 見た目:湿った土と葉っぱが混ざっているだけで、白い菌(糸状菌)なども見られません。
  • 匂い:土と濡れた葉の匂いがする程度で、発酵臭はありません。

家庭菜園で堆肥づくりや土づくりを始めると、すぐに変化を期待してしまいがちですが、微生物が動き出すまでには数日のタイムラグがあります。**「最初は変化がないのが当たり前」**と捉えて、じっくり待つのがコツです。


まとめ:ここからどう変わるのか?

今回は、枯葉・米ぬか・カルスを使った土づくりの比較実験をスタートさせました。

  • 3パターンの条件を揃えて仕込み完了
  • 水分量は「握って固まる程度」が目安
  • 仕込み直後は、まだ資材による差は出ない

今後は、この3ケースにどのような違いが出るのかを定期的に記録していきます。

次回の観察ポイント:発酵熱の発生

数日後には、米ぬかやカルスを入れたケースで「発酵熱」による温度上昇が始まるはずです。

「温度計の数値はどう変わるのか?」「断面にカビ(菌)は見えてくるのか?」

次回の記事では、仕込みから数日後の「発酵熱の温度測定」の結果を詳しくレポートします。

(※更新をお待ちください。公開後、ここにリンクを追記します)

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この記事を書いた人

家庭菜園の「なぜ?」を実際に動いて検証する実践ライター。 以下の3つを執筆ポリシーにしています。

現場主義:自分の畑で試した一次情報だけを発信

リアル追求:変化がない時も正直に書く

誇張なし:未検証の効果を断定しない

複雑な土づくりの世界を、初心者の方と一緒に歩む目線で発信しています。

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