家庭菜園を始めると、必ずと言っていいほど耳にするのが「ぼかし肥料」です。
市販の肥料よりも安価で、土壌微生物を活性化させる効果があるため、ぜひ取り入れたい資材のひとつ。
しかし、いざ作ろうと調べてみると「発酵が難しい」「配合の種類が多すぎてどれが良いかわからない」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、**「失敗しにくい基本の配合」**をテーマに、実際に私がぼかし肥料を仕込んだ際の手順をご紹介します。
この記事では、
- 家庭菜園で使いやすい「米ぬか・もみ殻・鶏糞」の配合比率
- 失敗を防ぐための仕込み手順
- 仕込み直後のリアルな状態(変化の有無)
を詳しくまとめました。
「まずは基本通りに作ってみたい」という方の参考になれば幸いです。
[補足] 今回の配合は、AIが提案した「標準的で失敗しにくいレシピ」をベースに、一切のアレンジを加えずに検証しています。
ぼかし肥料の配合:米ぬか・もみ殻・鶏糞の黄金比
ぼかし肥料のレシピは多岐にわたりますが、今回は入手しやすく、かつ肥料成分のバランスが良い以下の材料を選びました。
今回使用した材料
- 米ぬか:微生物の餌となり、発酵の主役になります。
- もみ殻:通気性を確保し、微生物が活動しやすい環境を作ります。
- 鶏糞:窒素・リン酸・カリを補い、肥料としての効果を高めます。
- 畑の土(少々):土着菌を取り入れ、発酵を安定させます。
失敗しにくい配合比率(体積比)
初心者の方でも迷わないよう、重さではなく「バケツやスコップの杯数(体積)」で計測するのがおすすめです。
| 材料 | 比率 | 役割 |
| 米ぬか | 3 | 発酵促進・エネルギー源 |
| もみ殻 | 5 | 通気性確保・分解の足場 |
| 鶏糞 | 2 | 肥料成分の強化 |
| 土 | 1 | 微生物(菌)の供給源 |
※同じ容器を使って「3杯:5杯:2杯:1杯」と量ることで、配合のミスを防げます。
【実践】ぼかし肥料を仕込む4つの手順
それでは、実際に仕込んでいきます。手順は非常にシンプルですが、**「水分量」**だけは慎重に調整するのがコツです。
1. 乾いた材料をムラなく混ぜる
まずは水を入れる前に、米ぬか、もみ殻、鶏糞、土をよく混ぜ合わせます。ここで均一に混ざっていないと、発酵にムラができる原因になります。
2. 少しずつ水を加えながら攪拌(かくはん)
一気に水を入れると加減が難しいため、ジョウロなどで少しずつ散水します。底の方からひっくり返すように混ぜていきましょう。
3. 水分量を「握ると形が残る程度」に調整
ここが一番の重要ポイントです。
- OKの状態:手でギュッと握ったとき、団子状に固まり、指で突くとパラリと崩れる程度(水分量40〜50%が目安)。
- NGの状態:握った時に水が染み出す(多すぎ)、または握ってもすぐに崩れる(少なすぎ)。
4. 通気性のある袋に入れて保管
今回は発酵に酸素を必要とする「好気性発酵」を目指すため、通気性のある土嚢(どのう)袋に入れます。雨の当たらない、風通しの良い場所で保管しましょう。
仕込み直後の状態:変化がなくても焦らなくてOK
仕込みが終わった直後の様子ですが、正直なところ**「全くと言っていいほど変化はありません」**。
- 温度:冷たいまま(気温と同程度)
- 見た目:混ぜた材料が湿っているだけ
- 匂い:材料(特に鶏糞)の匂いがわずかにする程度
- 菌の様子:白いカビ(糸状菌)などは見られない
「本当にこれで発酵が始まるのだろうか?」と不安になるかもしれませんが、微生物が動き出すまでには時間がかかります。仕込んで数日間は、焦らずに見守ることが大切だと感じました。
まとめと今後の経過観察
今回は、家庭菜園の定番である「米ぬかぼかし肥料」の仕込みまでを解説しました。
- 材料は「体積比」で量ると迷わない
- 水分調整は「握って固まる」が目安
- 仕込み直後は変化がなくて当たり前
まずは第一段階の「仕込み」が完了です。
次のステップ:発酵熱と切り返し
この後、微生物が活性化してくると温度が上がり始めます。果たして温度は何℃まで上がるのか、特有の香りはしてくるのか。
「発酵熱の推移」や「数日後の菌の状態」については、こちらの別記事で詳しくレポートしています。
続編はこちら👇


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